歯科医の開業資金

医師の中でももっとも独立開業の機会に恵まれているのが歯科医です。もちろんその分競争も激しく、経営にはなかなか難しいものがあるようです。
当然、歯科で開業するためにはまとまった資金が必要になります。どれぐらいかは規模や立地条件によっても異なりますが、設備投資などを含めると4000万円~5000万円かかるとも言われています。
勤務歯科医の年収は開業歯科医に比べずっと低い傾向にあるため、自力で資金を貯めるのはほとんど不可能です。当然ローンを活用することになります。しかしそれがまた難しい現状となっています。
医療機関の開業資金向けのローンも多数あり、数千万円~1億円程度まで融資してくれるところもあります。ただしこうしたローンは歯科医を除外しているケースも多いのです。数も多く、経営難のところが多い歯科は貸す側から敬遠しがちなのです。

ですから、なるべく費用を減らす努力と、自己資金を多くする努力が必要となります。設備やリースやレンタル、あるいは中古を利用するようにしたり、身内からお金を借りるようにしたり。
歯科の評判は2~3年でほぼ決まると言われています。その間にどれだけ多くの患者をつかみ、評判を広げるかが成功のカギを握ります。歯科で開業の際には長期的なビジョンと、2~3年間にスタートダッシュを決める短期的なビジョンの両方が求められます。それは資金の調達と使い道にも影響してきます。ただ費用を減らすだけではダメ、だからといって負担を増やしすぎるのも問題。事前の綿密な計画が重要になってくるでしょう。